ようこそ

わたしたちはプログラミング言語とソフトウェア開発環境を研究しています。プログラミング言語と環境の理論・設計・実現方式を追求することで「プログミングをもっと楽しく」することが研究室の大きな目標です。主な研究テーマには次のものがあります。

  • プログラムを安全に書きやすくするためのプログラミング言語の理論、設計、実現方式。例えば型システム、制御機構、モジュール機構、プログラム合成技術などについての研究をしています。
  • 効率の良いプログラムをより簡単に記述するためのプログラミング言語とその最適化手法。例えばGPGPU向けのプログラミング言語、実行時コンパイル技法、プログラム変換技術などについて研究しています。
  • 統合開発環境のようなソフトウェア開発環境の、プログラミング言語技術や機械学習技術を用いた高度化。例えばライブプログラミング環境、教育用開発環境、コード補完、デバッガなどについて研究しています。

これらに限らず、プログラミング言語とソフトウェア開発環境に関する色々な研究を行っています。詳しくは研究プロジェクトのページをごらん下さい。この分野に興味を持つ学生・研究者を歓迎しています

1名の助教、5名の卒業研究学生、1名の修士研究学生が新たに研究室に加わりました

2024年3月に卒業生の修了を祝い、新メンバーを歓迎する会を開きました

田辺裕大が助教として着任しました。

また、今春、5名の卒業研究学生と1名の修士研究学生が新たに研究室に加入しました。

これで当グループには21名の学生と3名の教員が在籍することになります。大所帯になりましたね。

2024年3月修了者

研究室メンバの学位記授与式がありました。今年度は3名が修士号を、5名が学士号を授与されました。3名は本学を離れ、5名は修士課程でさらなる学位取得を目指します。みなさんの益々の活離に期待しています。

また、Cahyonoは東京工業大学優秀学生賞を受賞しました。この賞は各系から1名選ばれた学業成績及び人物ともに優秀な学生に授与されるものです。

斉藤角田津山は修士号を受け、企業の開発者として働き始めます。Cahyono糟谷川添須田谷口は学士号を受け、修士課程に進学します。

中学・高校生が研究室セミナーに体験参加

青稜中学校・高等学校の生徒約20名が当研究室を訪問し、研究室セミナーに体験参加しました。研究室の大学院生が発表した「代数的エフェクトハンドラのゲーム開発への応用」について一緒に議論に参加してもらいました。ゼミ終了後も研究室メンバーに対して熱心に質問を続けて下さい、有意義な時間を過ごしてもらえたと思います。

バージョンプログラミング言語のコンパイル手法に関するPPL 2024発表

田辺Luthfan青谷増原による論文「Compilation Semantics for a Programming Language with Versions」が第26回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ(PPL2024)カテゴリ2に採択されました。本論文は既発表論文であり、昨年11月に台湾で開催されたAPLAS 2023で発表されました

👉プロジェクト

PPL 2024 ポスター発表

第26回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップで7件ポスター発表を行います。

メンバー5名が学士論文を発表

5名の研究室メンバが学士論文の発表を行いました。

  • Cahyono Jessica Belicia, Design and Implementation of a Block-based System for Learning How to Construct Algebraic Data Types
  • 糟谷颯希, 複数バージョンのクラス定義を使用できる動的型付け言語の設計とその互換性検査機構
  • 川添裕功, 依存型付き言語に対するA-正規形から継続渡し形式への型保存変換
  • 須田太斗, 深層学習モデルの形状不一致を型レベルで検査する手法の有向非巡回グラフへの拡張
  • 谷口茜, Formalizing an Object-Oriented Programming Language With Delimited Control