課題4-1の補足

情報基盤センターの「WWW 情報発信実験」では、「情報公開ガイドラインの範囲内で情報発信を行う」ことを求めています。この「情報公開ガイドライン」では「本名以外 (筆名も含む) での情報発信は許されない。 これは,情報発信者の責任を明確にするためである。WWWのホームページには必ずそのページの内容に関して責任を持つ者の名前を明らかにし なければならない。」としています。一方、WWW 情報発信実験を利用して作成したページは、特別な設定をしない限り世界中に公開されます。従って情報基盤センターの「WWW 情報発信実験」を利用してWWWページを作成した場合、学生証番号を含んだ情報基盤センターのユーザ名と本名の対応が分かる可能性があります。

このような対応をどうしても世界中へ公開したくない場合には、以下のように設定して、作成したページの公開先を限定することで対処して下さい。

  1. エディタを使って.htaccessという名前のファイルをデスクトップ(~/Desktop)の中に作る。
  2. そのファイルの中に以下の3行を書く。(1行目は、あらゆるコンピュータからの閲覧を許さないという意味です。2,3行目はそれに対する例外で、c.u-tokyo.ac.jp と ecc.u-tokyo.ac.jp というドメインに属するコンピュータからの閲覧を許可するという意味です。)
    deny from all
    allow from c.u-tokyo.ac.jp
    allow from ecc.u-tokyo.ac.jp
  3. このファイルをWWWサーバの.public_htmlというディレクトリの中へコピーする。(手順は HWBにある index.html を転送する場合と同様。)
  4. 公開範囲を限定したことをmasuhara-js@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp に報告する。

別の限定方法として、パスワードの入力を求めるものもあります。(手順は省略します。)そのような方法をとった場合は、パスワードも一緒にmasuhara-js@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp に報告して下さい。

なおこのクラスの「情報処理」では、この課題の他に7〜9週の課題でも WWW ページを作成して公開する必要があります。その確認が終了した後は、WWW情報発信実験への参加を中止して構いません。


Hidehiko Masuhara, May 2005