Scheme実行環境
システム数理II
教養学部広域科学科 2003年度夏学期 担当: 増原英彦
Scheme処理系
ECC の Unix 環境に
DrScheme (PLT Scheme)
をインストールしました。
‾masuhara/bin/drscheme
で起動するはずです。EoPL というパックを選ぶと教科書で使う非標準的な形式が使えるようになるようです。
教科書のコードを動かすには Chez, DrScheme (PLT Scheme), Larceny, SCM, Scheme48 のどれかがおすすめです。
http://www.schemers.org/Documents/FAQ/#implementations
にリストがあります。
(以降、thanks to かわうちくん)
Dolphin 環境: PLT Scheme(GUI版の drscheme とテキスト版の mzscheme)が/usr/local/bin/ に入っているので,デフォルトの設定のままの人は使える
drschemeを起動すると,使いたいSchemeのバージョンを聞いてくるので,"Essentials of Programming Languages(2nd ed)"を選択すればよい
エディタにemacsを使いたい人は,拡張子を .scm にすれば勝手にscheme mode になります.あと,.emacs.el に
(setq scheme-program-name "mzscheme")
書いておくと,"M-x run-scheme"(Escを押してx → run-scheme と入力 → return)で,mzschemeが起動します.
DrSchemeにはwindows版があります.以下からダウンロード可能です.サイズは5MBくらい.
http://download.plt-scheme.org/drscheme/
Schemeの言語仕様書
http://www.schemers.org/Documents/Standards/R5RS/
DrScheme のヘルプでも見られたはずです。
日本語訳
(thanks to かわうちくん)
テキストのホームページ
http://www.cs.indiana.edu/eopl/
教科書に載っているコード例も入手できるはず。
その他
昔増原が担当した演習のレジュメには、基本的な使い方とかが書いてあったと思います。
http://www.graco.c.u-tokyo.ac.jp/‾masuhara/paradigm97/
他にも情報があったらどんどんこのリストに流して下さい。
使い方が分からない、等の質問もこのリストに流して下さい。
PLT Scheme (Dr.Scheme)で練習問題を解く
データ型(define-datatype)を使うためには、テキスト向けの言語環境に設定しておく必要があります。具体的には、DrSchemeのLanguageメニューのChoose Languageを選び、"Essentials of Programming Languages (2nd ed.)"を選択します。
3章以降でSLL構文解析器を使うためには、構文解析器生成系のダウンロードと読み込みが必要です。具体的には、
教科書のサポートページからsllgen.scm をダウンロード
wget
http://www.cs.indiana.edu/eopl/code/interps/sllgen.scm
プログラムの先頭で sllgen.scm を読み込む。さらに構文解析時に抽象構文木を生成するように設定する。具体的にはプログラムの先頭に以下のように書いておく:
(load "sllgen.scm")
(sllgen:use-eval-reduction))
Hidehiko Masuhara
, May 2003