講義計画
連絡・質問および相談先
- 担当者の居室: 教養学部15号館 6F 601A室
- 訪問する場合はメール・電話等で予約すること。予約無き場合は、在室中であっても応対できない。
- 電子メール: masuhara-cp1@lecture.ecc.u-tokyo.ac.jp
- これ以外のアドレスに授業に関する連絡・質問を送らないこと。
- 適切な表題(Subject)を付けること。
- 電話: 54546679
- 掲示板
日程
- 期間: 2005年10月17日 ― 2006年1月30日
- 12月26日・1月2日・9日は休み
- 1月24日(火)は振替授業日
- 月曜日5限(16:20-17:50) (情報教育棟2F大演習室1)
- 詳しくは表紙を参照のこと
目的
プログラミングを通して、計算機科学・ソフトウェア科学の基礎を学ぶ
主要な話題 (詳しくは表紙を参照のこと)
- 基本要素(変数・型・制御構造)
- アルゴリズム(繰り返し・探索・整列)
- データ構造(リスト・木)
- 計算量
- オブジェクト指向(クラス・メソッド・継承・動的結合)
など。
履習の前提
「情報処理」を履習し、情報処理システムの基本概念(OS・プログラム・情報量・数値の表現形式等々)を理解していること。また、教育用計算機システムの操作(エディタ・ファイル操作・webブラウザ等)を習得していること。
履習調整を行う予定がある。詳しくは以下のページの説明をよく読むこと。
http://www.edu.c.u-tokyo.ac.jp/edu/cp1.html
授業形式
毎週講義および計算機システムを用いた演習を行う
- プログラミング言語は Java を使用する
- 演習は教育用計算機システムを想定する
(ただし、ほとんどのプログラムは適切なソフトウェアがイストールされていれば一般的な計算機システムで動作する。)
- (言うまでもないが)授業時間外にも演習を続ける必要が生じることもある
- 留意事項
- 出席状況の確認をとることがあるが、評価には用いない
- 履習者が少ない場合は、教卓近くに座ること
- 授業時間中に、授業と関係ない作業をしている者は退出を命ずる
教材
- 教科書: 立木・有賀著「すべての人のためのJavaプログラミング」共立出版 2,700円
ISBN4-320-02990-9
- 追加資料 (必要に応じて配布あるいはwebページにて公開)
- 参考図書
- Abelson・Sussman著「Structure and Interpretation of Computer
Programs」 MIT Press (Java
言語を用いていないことに注意。本講義では直接触れないが、体系的にプログラミングの概念を学ぶことができる良書である。)
- 千葉滋著「やさしいJavaプログラミング」アスキー, 2004
(本授業の教科書に近く、内容がより詳しい。)
- Java言語によるプログラミングの解説書・言語仕様書など(あると便利) http://www.edu.c.u-tokyo.ac.jp/edu/cp1.html に紹介が出る
評価
レポート課題50%・期末試験50%レポート課題100%で評価する。
- 履習者数が少ない場合にはレポートのみで評価を行う。[このように決定しました。2005-11-7]
- 「優」が3割になるような得点調整を行う。
- (言うまでもないが)レポート課題は独力で行うものとする。プログラム・文章ともに他人のものを写している疑いがある場合は、写した者、写された者ともに減点の対象となる。
Hidehiko Masuhara, October 2005