エフェクトハンドラに対する依存型付きコンパイラに関するPPL 2023論文
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津山、叢、増原による論文「エフェクトハンドラを持つ言語に対する依存型付きコンパイラ」が第25回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ(PPL2023)のカテゴリ1に採択され発表されました。
津山、叢、増原による論文「エフェクトハンドラを持つ言語に対する依存型付きコンパイラ」が第25回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップ(PPL2023)のカテゴリ1に採択され発表されました。
名古屋大学およびオンラインのハイブリッド形式で開催される第25回プログラミングおよびプログラミング言語ワークショップにて3件ポスター・デモ発表がありました。
叢悠悠が以下の教育業績に関して東工大教育賞を受賞しました。
研究室メンバによる学士論文の発表が行われました。
研究メンバによる修士論文の発表が行われました。
伊澤侑祐の博士論文 “Supporting multi-scope and multi-level compilation in a meta-tracing just-in-time compiler.” の公聴会が開かれました。実行履歴型のJITコンパイラを生成するメタコンパイラフレームワークに対し、大部分の定義が共通化された複数のインタプリタ定義を与えることによって、複数のコンパイル範囲 (実行履歴単位とメソッド単位) と複数のコンパイルレベル (高性能なコード生成が可能なコンパイルと、高速に単純なコード生成が可能なコンパイル) を実現できる技術です。既存のメタコンパイラフレームワークは固定的なコンパイル方針を与えるのみであり、既存の特定言語向けJITコンパイラが培ったコンパイル方針に対抗できる手段を備えていませんでした。本研究は、そのような状況を打破するだけでなく、言語の振舞いを記述するものだとされてきたインタプリタ定義がコンパイルの制御をも可能であることを見出しました。
(さらに…)田辺裕大の博士論文 “A Programming Language with Versions” の公聴会が開かれました。複数のバージョンから成るプログラムを1つのプログラムの中から同時に扱える画期的なプログラミング言語に関する研究です。
Affeldt, Cohen, 斉藤による論文 “Semantics of Probabilistic Programs using S-Finite Kernels in Coq” がCPP 2023で発表されました。
以下の論文が PEPM 2023 に採択されました。
Youyou Cong and Kenichi Asai. Towards a Reflection for Effect Handlers. PEPM 2023, Boston, MA, USA, January 2023.
高橋と叢が第10回SIGPX勉強会にて発表しました。高橋は”Implementation of Language-agnostic Live Programming Environment and Efficient Evaluation by Differential Execution”という題で修士論文としてまとめている研究内容についての発表を、叢は「Dagstuhl Seminar 参加報告 – 教育用プログラミング言語・システム」を発表しました。