依存型付き音楽
プログラミング言語では、意味をなすプログラムを書くために型規則を用います。一方、音楽理論では、響きの良い音楽を作るために作曲規則を用います。この対応関係から、型付き音楽の生成という発想が生まれます。つまり、音楽の規則を型規則として表現し、規則の違反を型エラーとして報告する、という考え方です。
このプロジェクトでは、音楽生成のためのライブラリ Music Tools を、Agda 言語で実装します。アイディアとしては、Agda の依存型を用いてさまざまな作曲規則を簡潔に表現しつつ、FFI を通して Haskell の音楽生成機能を利用します。
メンバー
- 叢 悠悠
- John Leo (Google Seattle)
お知らせ
- 音楽のための型システムに関する論文 (@ FARM 2023)
- 叢が東工大挑戦的研究賞を受賞
- ファジィな性質を表現するための型理論に関する発表 (@ LENLS 19)
- 型理論に基づいた音楽自動生成に関する招待講演 (@ TYPES 2022)
- 型主導の音楽自動生成に関する講演 (@ YOW! Lambda Jam 2022)
- 型による音楽自動生成に関する発表 (@ TFPIE 2022)
- 叢がPPL 2022ポスター賞を受賞
- 型ベースの音楽自動生成に関する発表(@MUS133)
- PPL 2021 におけるポスター賞受賞
- PPL2020でのポスターとデモ発表