Basso氏によるネイティブイメージ起動性能に関するセミナー講演
スイス・ルガノ大学のMatteo Basso氏が研究室を訪問し “Improving Native-Image Startup Performance” と題するセミナー講演を行いました。彼の CGO 2025 論文の先取り発表で、最近の仮想機械の性能上の問題や改善可能点を学ぶ大変良い機会となりました。
スイス・ルガノ大学のMatteo Basso氏が研究室を訪問し “Improving Native-Image Startup Performance” と題するセミナー講演を行いました。彼の CGO 2025 論文の先取り発表で、最近の仮想機械の性能上の問題や改善可能点を学ぶ大変良い機会となりました。
田邉が数理・計算科学系談話会において講演を行います。本講演では2024年6月に発表されたPLDI論文の内容を中心的に取り扱います。
日程: 2024年8月6日(水) 15:30~16:30
場所: 西8号館 W棟 10階 1008 コラボレーションルーム
講師: 田邉裕大 助教
題目: 異なるプログラミング言語系の共存を支える技術: 漸進的型付けの空間効率の良い実装
概要:本講演では、異なる言語系が共存する言語体系やそのプログラムの安全性に関する研究成果を紹介する。特に、PLDI’24論文で発表された漸進的型付けに関する効率的な実装について詳述する。本研究の焦点は、パラメトリック多態性の存在下での段階的型付けの空間効率性にある。既存研究[Ozaki’21]は完全なパラメトリック多態性をサポートする空間効率の良い実装が不可能であることを示した。この問題に対し、本研究ではパラメトリシティを緩和することで、原理的に空間効率の良い実装が可能であることを示した。本講演では、漸進的型付けにおけるパラメトリック多態性や空間効率の良い実装に関する既存研究を紹介し、本研究の技術開発と今後の展望について紹介する。
[Based on joint work with Atsushi Igarashi, Shota Ozaki, and Taro Sekiyama at Scheme’21 and PLDI’24]
Sherif Omarが研究室セミナーで修士論文を発表しました。この修士論文は短期留学生として本研究室に滞在しながら完成させたもので、ベルリン工科大学に提出されます。修士論文の成功を願いお別れ会を開きました。
学位記授与式があり、大前亮一が修士号を授与されました。今後の益々の活離に期待しています。
Jessica Belicia Cahyonoが本学の2024年度スチューデント・アンバサダーに就任しました。他の18人のアンバサダーと一緒に大学での活動や経験、学生生活、研究生活などを発信してゆきます。詳しくはブログ「Discover Tokyo Tech」をごらん下さい。
7月2日に、マリボー大学の Marjan Mernik 先生が研究室を訪問し、”Incremental Development of Domain-Specific Languages” というタイトルの講演を行いました。
以下の論文が PLDI 2024 に採択されました。本論文は田邉の京都大学在籍時の研究成果です。本成果は6月24-28日にデンマークのコペンハーゲンで開催されるPLDI2024にて発表されます。
須田が第149回情報処理学会プログラミング研究発表会で「TensorSafeのテンソル形状一致検査方式の有向非巡回グラフモデルへの応用」と題する発表を行いました。
田邉が 千葉工大ステアラボセミナー で Programming with Versions に関する招待講演を行います。
日時:5/24(金) 15:00~16:00 (日本時間)
場所:第7回ステアラボソフトウェア技術セミナー (online)
叢が FLOPS 2024 で “Continuations from Three Angles” というタイトルの招待講演を行います。