JIGSAW: 表現変換可能なビジュアルデバガ
ビジュアルデバガはプログラム状態を分かりやすく表示するためにオブジェクト図を用いる。しかしプログラム中に存在するデータをそのままオブジェクト図にすると非常に要素数の多い図になってしまうことが多いし、開発者が考えているよりも抽象度の低い表現になってしまうことが多い。本プロジェクトは利用者定義表現変換、即ちプログラム状態を開発者が「見たい」状態に変換することによってこの問題の解決を試みる。そのために領域特化言語を設計し、オブジェクトの型、参照関係、値などに基づいて表示される節や枝を指定できるようにした。Java言語を対象にそのような処理系を作成している。