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池守、古殿、高橋による修士論文発表

研究メンバによる修士論文の発表が行われました。
- Kazuki Ikemori, Translation Between Effect Instances and Multi-prompt Control Operators
- 古殿直也、差分実行の形式化
- 高橋修祐、実行履歴を用いた差分実行型ライププログラミング環境の実現
博士論文公聴会: 伊澤侑祐

伊澤侑祐の博士論文 “Supporting multi-scope and multi-level compilation in a meta-tracing just-in-time compiler.” の公聴会が開かれました。実行履歴型のJITコンパイラを生成するメタコンパイラフレームワークに対し、大部分の定義が共通化された複数のインタプリタ定義を与えることによって、複数のコンパイル範囲 (実行履歴単位とメソッド単位) と複数のコンパイルレベル (高性能なコード生成が可能なコンパイルと、高速に単純なコード生成が可能なコンパイル) を実現できる技術です。既存のメタコンパイラフレームワークは固定的なコンパイル方針を与えるのみであり、既存の特定言語向けJITコンパイラが培ったコンパイル方針に対抗できる手段を備えていませんでした。本研究は、そのような状況を打破するだけでなく、言語の振舞いを記述するものだとされてきたインタプリタ定義がコンパイルの制御をも可能であることを見出しました。
(さらに…)確率的プログラミング言語の意味論の形式化に関するCPP論文
Affeldt, Cohen, 斉藤による論文 “Semantics of Probabilistic Programs using S-Finite Kernels in Coq” がCPP 2023で発表されました。
国際会議SLE2022にてバージョン付きオブジェクト指向言語BatakJavaの論文を発表

Luthfan, 田辺, 青谷, 増原らの論文が国際会議Software Language Engineering (SLE ’22)に採録・発表されます。バージョンによって異なる定義を1つのプログラム中で扱えることを目指したバージョン付きプログラミングをオブジェクト指向言語に適用し、その言語設計と実現方法を提案しています。
👉 プロジェクト
MPC 2022にてモナディック等式推論に関する論文発表
斉藤が the 14th International Conference on Mathematics of Program Construction (MPC 2022) に採択された論文 “Towards a Practical Library for Monadic Equational Reasoning in Coq” を発表します。この研究は産総研Reynald Affeldt博士との共同研究です。
日本ソフトウェア科学会大会で2件の発表
東京大学本郷キャンパスおよびオンラインのハイブリッド形式で開催される2022年度日本ソフトウェア科学会第39回大会にて2件の論文発表があります。
- 木内康介, 増原英彦, 叢悠悠. 学習者自身が物理現象をモデル化するシミュレータ SimSym の提案
- Taiga Sakai, Hidehiko Masuhara and Youyou Cong. ——- 酒井大我, 増原英彦, 叢悠悠. プログラミング教育のための目的文作成手順の提案と目的文作成支援環境の予備設計
高橋が情報処理学会コンピュータサイエンス領域奨励賞を受賞
高橋修祐が2022年度の情報処理学会コンピュータサイエンス領域奨励賞を受賞しました。これは、情報処理学会第136回プログラミング研究発表会における研究発表「データ構造ライブプログラミングのための言語実現フレームワークに基づくオブジェクトグラフ収集手法」によるものです。
Truffle 2022においてPoly2Kanonに関する講演
高橋修祐がベルリンで行われたECOOP2022の併設ワークショップTruffle ’22でPoly2Kanonに関する講演を行いました。
COP 2022国際ワークショップにおいてバージョン付きプログラミング言語に関する講演
田辺、Luthfan、青谷、増原による論文「A Step toward Programming with Versions in Real-World Functional Languages」がInternational Workshop on Context-Oriented Programming and Advanced Modularity (COP’22)に採択され、2022年6月7日にBerlinにて開催されるCOP’22国際ワークショップにて発表されました。

- Type-Safe Programming with Versions (Project Page)