2020年度Q2 情報リテラシ第二 3b(IL) LAS.I112-08 増原担当
授業の進捗
週 | 月/日 | 課題 | 期限 | |||
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1 | 6/24 | 授業の概要 | ファイル形式・LaTeXとスライドの準備 | 宿題1(ファイル形式) | 6/29 | |
2 | 7/01 | 文書を作る | テーマ割当と調査 | 調査メモ | 7/05 | |
3 | 7/08 | LaTeXの基本、構造 | プレゼンテーション(作成) | 宿題2(プレゼン1次) | 7/11 | |
4 | 7/15 | 図と数式 | プレゼンテーション(批評) | 宿題3(スライド批評) | 7/18 | |
5 | 7/22 | 参照と文献 | プレゼンテーション(改訂) | 宿題4(改訂スライド・逆評価) | 7/25 | |
6 | 7/29 | スライド発表 | 文書作成 | 8/09 | ||
7 | 8/05 | (おまけ)質問対応 | LaTeXの高度な機能・他 |
問合せ
授業についての問い合わせはメールで受け付けます。アドレスは以下のものに「日本」を表わすドメイン名を追加したものです。(つまり .jp
を追加するということです)
InfoLit@prg.is.titech.ac
ただ、問い合わせを送る前にこのお願いを読んで下さい。
参考情報
- 全クラス共通情報
- シラバス(OCW)
- GSIC: 教育用電子計算機システム
- 東工大ポータル
- Overleaf (LaTeX)
- Google Slides
- 東工大ソフトウェア提供サービス > Office 365をインストールする方法
- 質問相談用チャット (Slack)
担当教員
増原英彦
情報理工学院 数理・計算科学系 教授
専門はプログラミング言語、ソフトウェア開発環境
各回の資料
- 第1週
- スライド
- 宿題 (内容と提出方法は講義スライド参照)
- 第2週
- 講義スライド
- 簡単な復習(quizizz)
- 空の日本語文書 https://www.overleaf.com/read/jvztzpjwgwzb
- プレゼンテーションテーマ割り当て表
- 第3週
- 提出状況 (7/7朝時点)
- スライド
- 挑戦的課題
- LaTeXに関するさらなる情報 (共通情報の参考資料)
- 第4週
- 批評割当
- 提出された1次スライド
- スライド
- LaTeXに関するさらなる情報
- TeX Wiki目的別パッケージ簡易リファレンス
- 数式の基本
- 図の挿入方法のいろいろ: Overleaf社の解説・graphicxパッケージのマニュアル
- 第5週
- 第6週
- 第7週
- スライド
- プレゼンテーションへの相互コメント (パスワードは授業時に通知)
- 科学技術文書作成課題
- 提出受付状況(8/10)
- 8月10日時点で共有申請を受け付けた状況です。内容については確認していません。共有申請を送ったのに未提出となっている場合には、Slackの #general ワークスペース、あるいは InfoLit@prg.is.titech.ac (に日本のドメイン名を追加した宛先) に連絡をして下さい。
- 提出受付状況(8/10)
追加情報
- 「コンピュータサイエンス」科目の参考書
3,4Qにある「コンピュータサイエンス第一」「同第二」に関して、参考書を紹介してほしいという声があったので、担当の先生方に聞いてみました。啓蒙的な本を沢山紹介して下さったので、そのままここに転記します。- 渡辺治,コンピュータサイエンス,丸善サイエンスパレット, ISBN 978-621-08972-9, 2015.
- 「コンピュータサイエンス第一」の公式な参考書です。
- 秋葉拓哉「プログラミングコンテストチャレンジブック」— オンラインプログラミングコンテストへの招待状
- すぐに腕に技術を身につけたい人に
- ジョン・マコーミック「世界でもっとも強力な9つのアルゴリズム」
- アルゴリズムって何,それおいしいの?
- Thomas H. Cormen, “Algorithms Unlocked”
- ヘンリー・S. ウォーレン,ジュニア「ハッカーのたのしみ―本物のプログラマはいかにして問題を解くか」
- ハードコアなマニア度を一気に深めたい人に
- 危険:初心者は近づくべからず
最右の連続した1のビットを0にする。(例:01011000 => 01000000)(x|(x-1))+1)&x
- Jane McGonigal, “幸せな未来は「ゲーム」が創る”
- 人間相手のシステムに興味のある人に
- ゲーミフィケーション
- Bill Buxton, Sketching user experiences: Gettign the design right and the right design
- 人間中心デザインの名著
- ポール・グレアム「ハッカーと画家コンピュータ時代の創造者たち」
- 文学・エッセイで息抜きしたい人に(実は深すぎて息抜きにはならない)
- エッセイ集,情報理工学リテラシー4組の学生からも推薦されていました.
- Lawrence Lessig, “Code Version 2.0”
- サイバー空間は政府によって管理すべき対象でも,管理可能でもない.サイバー空間には “Code” があるのみである.
- 上田岳弘「ニムロッド」
- ビットコインのマイニングを背景にした小説
- ユヴァル・ノア・ハラリ「サピエンス全史」
- 夏休みを機会に見識を広げたい人に
- 新井紀子「AI vs 教科書が読めない子どもたち」
- Cathy O’Neil “Weapons of Math Destruction: How big data increases inequality and threatens democracy”
- ジョン・チェニー=リッポルド,WE ARE DATA: アルゴリズムが「私」を決める
- 情報技術の負の側面を眺めたければ
- スコット・ギャロウェイ,the Four GAFA: 四騎士が創り変えた世界
- ダグラス・ホフスタッター, ゲーデル・エッシャー・バッハ
- 誇張でなく「人生を変えた一冊」。ちょうど大学2年生ぐらいのころに読みました。知識を身につけるというよりも「曲芸を見る」って感じの本ですが。
- リチャード・ファインマン, ご冗談でしょう、ファインマンさん
- コンピュータ関連ではないが、非常にハッカー的です。
- 高野豊, rootから/へのメッセージ
- システム的な視点とでもいうものに始めて触れるきっかけになりました。
- ぼくは基本的に「書籍はなるべく買うな」といっています。なぜなら
- 書籍の情報はほぼ必ず古い。(とくにPythonなど、激しく変化しているものは)
- たいていの入門書は内容が薄く、コスパが悪い。
- いまならオンラインでいい情報が手に入る(とくに英語なら)。
- この際だからちゃんと英語を勉強して英語の資料で勉強せよ。
という理由からです。ついでにいうと、「情報系の分野は変化が速い。Pythonなんて君らが卒業するころにはたぶん時代遅れになってるから、あまり特定の言語にこだわらないほうがよい」とも言ってます。
- Daniel Hillis(倉骨彰 訳), 思考する機械コンピュータ, 草思社文庫,2014
- 私は「歴史」を知ることも重要かなと思います。また,そのためには本も有効かと思います。以下は,歴史の話が中心ではないですが,これまでの経緯もところどころに書かれています。
- 渡辺治,コンピュータサイエンス,丸善サイエンスパレット, ISBN 978-621-08972-9, 2015.
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(書きかけです)