
糟谷によるバージョンプログラミング言語に関する研究が the 22nd Asian Symposium on Programming Languages and Systems (APLAS 2024) の SRC & Posters 部門に採択され、10月21日から25日にかけて開催された本会議期間中にポスター発表が行われました。おしくも最終選考には進めませんでしたが、ポスター発表に対して「聴衆賞」が与えられました。
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角田、増原、叢による論文「コード縮小と構文主導トークン列生成を用いたエラー生成クイズの問題作成ツール 」がコンピュータソフトウェア誌に採録されました。この論文はPPL 2024で発表した原稿を改訂したものです。
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東京工業大学は東京医科歯科大学と統合して東京科学大学となりました。大学名は変わりましたが、我々の研究室はこれまで通り研究を続けてゆきますのでご安心下さい。(URLすら以前のままです……当面は。)

熊本が日本ソフトウェア科学会第41回大会で対話型学習環境の研究について発表しました。
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増原が日本ソフトウェア科学会から功労賞を授与されました。大変名誉なことで、今後も何かしらの貢献ができればと思っています。

田邉が 日本ソフトウェア科学会第41回大会 にて、トップカンファレンス特別講演を行います。本講演は2024年6月にデンマークで発表されたPLDI’24論文の内容に関するものです。
日時:9/11(水) 11:45~12:15 (日本時間)
場所:立命館大学 大阪いばらきキャンパス H321教室
題目:Space-Efficient Polymorphic Gradual Typing, Mostly Parametric
スイス・ルガノ大学のMatteo Basso氏が研究室を訪問し “Improving Native-Image Startup Performance” と題するセミナー講演を行いました。彼の CGO 2025 論文の先取り発表で、最近の仮想機械の性能上の問題や改善可能点を学ぶ大変良い機会となりました。

田邉が数理・計算科学系談話会において講演を行います。本講演では2024年6月に発表されたPLDI論文の内容を中心的に取り扱います。
日程: 2024年8月6日(水) 15:30~16:30
場所: 西8号館 W棟 10階 1008 コラボレーションルーム
講師: 田邉裕大 助教
題目: 異なるプログラミング言語系の共存を支える技術: 漸進的型付けの空間効率の良い実装
概要:本講演では、異なる言語系が共存する言語体系やそのプログラムの安全性に関する研究成果を紹介する。特に、PLDI’24論文で発表された漸進的型付けに関する効率的な実装について詳述する。本研究の焦点は、パラメトリック多態性の存在下での段階的型付けの空間効率性にある。既存研究[Ozaki’21]は完全なパラメトリック多態性をサポートする空間効率の良い実装が不可能であることを示した。この問題に対し、本研究ではパラメトリシティを緩和することで、原理的に空間効率の良い実装が可能であることを示した。本講演では、漸進的型付けにおけるパラメトリック多態性や空間効率の良い実装に関する既存研究を紹介し、本研究の技術開発と今後の展望について紹介する。
[Based on joint work with Atsushi Igarashi, Shota Ozaki, and Taro Sekiyama at Scheme’21 and PLDI’24]